ついに完成しました!(ほんとはまだ小さい作業残ってますが)
昨年の11月に決意してから7ヶ月。1985年製のGSX-R750(GR71F)の外装一式がFRP化(ミウラフェアリング製)されました!
こうやってみると、外装は全くのノーマルに見えます。けど、細かいトコはちょいちょい変わってます。
まずはスクリーン。純正のスクリーンはまだメーカー在庫があるようですが約3万円と高価なので、今回は三重樹脂製のスクリーンにしてあります。
なお、スクリーンのフチゴムとウインカーホールのゴムパーツはまだ純正が入手可能なので交換。
ノーマルではデカールだったラインはすべてペイントになりましたので、このアッパーカウルのラインもペイントです。
フロントサイドカウル。デザインは完全にノーマルですがココでの小さなこだわりはアンダーカウルを止める穴が無いことです。そもそもアンダーカウルが無いデザインが好きなので、普段からアンダーカウルは外してまして、今回FRP化するにあたりアンダーカウルの取付穴は開けない事にしました。(30年前の純正カウルはその穴からヒビが入ってしまっていました)
一番前の穴だけ開けてあるのは写真にもちょっと写っているカウルのブレ止めステーの固定用です。
続いてサイドカウル。(まぎらわしいけど)これは今回のFRPを制作してくれたミウラフェアリングさんの新作パーツです。
ノーマルとの違いですぐにわかるのは三ヶ所のボルトで止まってる事。ノーマルにはこんなボルトは有りません。詳しくは以前の記事を。そして、このボルト固定の為にSACSの文字の位置もノーマルとは若干違います。ノーマルの位置だと凹み部分に掛かってしまうため、少しだけ後ろにずらしてます。
さらに、その為に赤色部分がノーマルよりちょっとだけ太くなってます。まぁ、見比べないと判らないと思いますが。
続いてシートカウル。先日の記事にも書きましたが、テールカウルと一体になってまして、初期型GSX-Rの特徴的なナンバー灯がありません。
そしてシングルシートカバーもミウラフェアリング製のFRPです。
若干ラインがずれてますが、これは誤差ってことで。ペイント後に乾燥室にいれたところFRPが若干変形してしまったせいです。気になるようなら後から修正します。
タンクは軽い凹みがあったので、それを修正した後、ロゴ部分を残してのリペイント。そんな事が出きるなんて知りませんでした。
タンクの下側は黒で塗ってもらいました。タンクのフチゴムとタンクホースは純正新品が入手できたので交換しました。
今回、色ハゲしていたエンジン部分のカバーとクラッチカバーも塗り直してもらいました。ついでにクラッチホースはメッシュに交換予定です。
今回、カーボンパーツもちょっと使って見ました。こちらも全てミウラフェアリング製です。
まずはカーボンフロントフェンダー。RK用として販売されていますがそのまま使えます。
チェーンカバーもカーボンに変更。
さらに写真ではよく見えないと思いますがライトベゼルもカーボンです。どんだけカーボンが好きなんでしょうかね。なんとなく、僕らの世代にはカーボンやチタンが好きな人が多いような気がします。やはり、それらが「新素材」と言われていた時代を経験してるからでしょうか? ライトスクリーンも純正新品が可能でしたので交換。
エアクリーナーカバーもカーボン製。こちらもミウラフェアリング製。
マフラーステーはもともとワンオフで作ってもらっていたものですが、今回サイドカウルを替えるにあたって作り直しになりました。
今回、外装一式とペイントをしてみて、まずデカール類はメーカーから純正品が一切入手できませんでした。
ゴム関係のパーツは比較的入手可能。フロントカウルのスクリーンとライトカバーは入手可能。ただし、カウルのスクリーンは高価。外装については結果的にミウラフェアリングさんですべて入手できたのは良かったです。
アッパーカウルだけであれば他からも売られていますが、ほかのパーツは殆ど手に入りません。特にサイドカウルは皆無です。製作途中でミウラフェアリングさんからボルトで固定するタイプのモノが販売されましたので、助かりました。
なお、今回見送ったのはタンク。当初はビーターにアルミタンクをオーダーしかけたんですが、デザインが純正とちょっと違うそうです。若干薄くて、エアの取り出し口の形状などがノーマルと違うらしく、ちょっと好みじゃないかもしれないと思って見送りました。
ノーマルと全く同じデザインのアルミタンクを作るとなると約30万円・・・。躊躇しました。(w
このあと一通りかかった金額を計算してみようと思います・・。(こえー!)