チェーンディグリーザーの素

少し前の事ですが、GOTALさんの「チェーンディグリーザーの素」をサンプルで貰いました。使ってみて好印象だったので追加購入。

https://t.co/lM23yqC8uB

前回は赤アンカーについていた古いアルテチェーンの洗浄をして、その洗浄力に驚きました。
そもそも昔はチェーンはアンプルピンで止めるスタイルが主流でしたので、頻繁に外して洗う事もなく、丸ごと洗う経験自体が新鮮でした。

今回は使用期間4カ月のネオコットに使っているKMCのチェーンを洗いました。

使用方法は簡単。
最初にお湯を沸かす必要があるところだけがちょっと手間かもしれないけど、この「お湯(80℃)」であることが洗浄力に大きな効果があるみたいです。ヤカンで250㏄程のお湯を沸かしておきます。

で、サンプルの時にもらった洗浄用のパックにお湯を入れます。(このパックがとっても便利。)さらにお湯の中に「チェーンディグリーザーの素」を投入。お湯なのですぐ溶けます。
この時泡立ってますが、ちょっとガスが発生しているようなので上の蓋は密閉せず。

そこにチェーンをドボンと投入して、2分放置。

その後、上のクチを締めて軽く振ったり、外からもむように押したり・・・すると、洗剤がすぐに真っ黒に。

ひー・・きたない・・。
しばらくモミモミしたあと、洗面台に持って行って中にお湯を投入。下の方にはゴミが残るのですが、水で薄めた上澄みはそのまま流してOKだそうなのでお手軽。
何度か水を入れ替えて透明になるまで洗ったらチェーンを取り出します。しっかり脱脂されるのでちゃんと洗っておかないとルブをはじきそうな気もします。

おお。ちゃんと綺麗になってます。
手に持っても汚れも付かず。シャラって感じ。アブラが強力に落とされた気がします。

実はバイク用にAZのチェーンディグリーザーも買って使っているのですが

まず、ヌルヌルするんです。これ。なので洗浄した後にすすぐのが面倒。そして、スプレーで吹きかけるタイプなのでブラシで擦るのですが、どうしても細かい所まできれいにならない

バイクの場合チェーンを外して洗うのは難しいので、こういったスプレー&ブラシで洗わざるを得ないのですが、自転車の場合は(ミッシングリンクなら)サクっと外してドボンと洗えるGOTALさんの「チェーンディグリーザーの素」が相当楽。

そして、「チェーンディグリーザーの素」は超音波洗浄機でも効果を発揮するらしい!ので買ってしまいました。

次回洗う時はコレを使って洗ってみようと思います。

そうそう、Amazonの商品ページを見ていたら「ブレーキパッド・ブレーキディスクの脱脂洗浄」にも使えるらしい。ブレーキパッドに油分が付くと鳴く・・というのがあるので、そうなった時は試してみようと思います。

ヘッドパーツの規格について(メモ)

自分が自転車屋でバイトしていた30年前・・は自転車のヘッドパーツと言えば今で言うスレッド(ノーマル)がほとんどで、一部のMTBにアヘッドが出始めたくらいのタイミングでした。

なので、自分はアヘッドに関する知識が全くないのですが、今年買ったGUSTOはもちろん、最近手に入れたパナモリもスレッドではありません・・。
少し前に手に入れたレーシングカラーのBSクロモリやネオコットはスレッドなのですが。

そこでちょっと調べてみました。この記事は自分の備忘録。

まずスレッド(ノーマル)のヘッドは基本的にはJISとITAの2種類。これは知ってる。

スレッドのJISサイズはヘッドチューブ内径が30.0mm。クラウンレース外径が27.0mm。フロントフォークは1インチ(コラム径25.4mm)。
スレッドのITAサイズはヘッドチューブ内径が30.2mm。クラウンレース外径が26.4mm。フロントフォークは1インチ(コラム径25.4mm)

次にスレッドレスステム(=アヘッド)。
これにもいくつかサイズがあって

ノーマルサイズ(JIS)はヘッドチューブ内径が30.0mm。クラウンレース外径が27.0mm。フロントフォークは1インチ(コラム径25.4mm)。つまりスレッドのJIS規格と全く同じ。

なのでJISのフレーム(クロモリ)にはアヘッドJISサイズのヘッドパーツを使う事ができる。(ただし、フォークコラムがネジキリ(スレッド)だとアヘッドのステムが使えない。)この場合フォークのコラムが25.4㎜なので最近主流であるオーバーサイズ(1-1/8インチ(=28.6mm))のステムを使う場合にはシムが必要。

こんなの↓


現状、パナモリにはヘッドパーツが付いてるけど、交換する場合は
アヘッドのJIS規格の物が必要ということになる。
で、調べてみたらけどアヘッドのJIS規格のヘッドパーツってほとんどないらしい。

まぁ、パーツの進化の過渡期だったので仕方ないか。

見つかったのはタンゲのテクノグライドから数種類。
一番軽そうなのはRDC-82らしいのだけど、コレはネットで検索しても見つからなかった。
https://tangeseiki.jp/standard-head-swt/

ところで最近きになっているのが「カーボンフォーク」
サンエスから良さそうな1インチのが出ている。

で、これを眺めていたらサイズは1″ITAとのこと。
手持ちのパナモリはJISなので、そのままじゃ付かない。
これを付けようとするとフレーム側はJIS規格のヘッドパーツ、フォーク側はITA規格が必要になってしまう。

TNIなど一部のヘッドパーツでは、どちらにでも対応できるものもあるみたいだけど、タンゲがそうできるかは分からない。難しいのかも。