ロードバイクのステムと言えば、昔は今で言う「クイルステム(スレッドステム)」が普通でした。ハンドルを咥える部分とフォークに入る部分が一体になっているヤツです。
けど、自分が自転車から離れている間にクイルステムは一般的ではなくなってました。当時はアヘッドが出回り始めたころで、それがこんなに普及しているとは。
で、問題はクイルステムの選択肢がどんどん減っている事。昔のクロモリフレームで組む時は当然昔の規格であるクイルステムが必要なんだけど、手に入る物が少なくなっているのです。
もちろん、あるにはあるのですが昔愛用していた日東パールとか、クリスタルフェローとか、新品ではもう手に入りません。
以前BSクロモリフレームで組んだ時は気に入ったステムが見つけられず、ステムアダプターを介して、アヘッドのステムを使いました。
けど、やっぱりクロモリの細身のフレームには不似合いな気がします。
アヘッドのステムのメリットはハンドルを固定する部分が完全にオープンになること。
これによってハンドルについているブレーキレバーなどを取り外さずにステムだけ交換ができるわけです。
ロードバイクで重要なポジションを決める時にステムの長さはいろいろ試したいもの。クイルステムだと毎回ずべてのパーツを外さないといけないのです。
今回のBSネオコットは受け取った段階でイタルマヌブリのステムがついていました。長さ120㎜。明らかに自分にはサイズが長すぎるのと、デザインが好みではないのです。
で、実は先輩から懐かしい日東クリスタルフェローを譲ってもらってきたのですが、ちょっと傷が目立ちます。
このステムについてはまた別途書くとして、できる事ならクイルでフルオープンになるもの、長さ100㎜のステムを探したい。
と言う事でBSネオコット用のステムを探すことにしました。