7400系デュラのパーツを集める

STIレバーを探している途中で、程度のよさそうな前後メカを見つけました。と、言うのも実はもともと使おうと思っていたデュラエースのフロントディレイラーは直付け。手に入れたBSクロモリのフレームはバンド用。
直付け用のFDでもアダプターを介せば使えないことは無いのだけど、ちょっとだけスマートさに欠けてしまうなぁ・・。
と思っていたところでした。

で、それがコレ。

FD-7410&RD-7402です。
ちょっと痛みはある物の、程度悪くないです。前後セットで手に入れてしまいました。

さらに・・・デュアルピボットのブレーキキャリパーも手に入れてしまいました。
実はデュアルピボットが出始めた当時、デザインが好きではなくてSTIレバーにノーマルのキャリパーを組み合わせて使っていました。
けど、今になって見るとデュアルピボットも悪くないなぁ・・と思うのです。

てなわけで、外して組むつもりだったのに新たに手に入れた7400系デュラエースのパーツたちです。

7400系デュラエースのSTI

アンタレスカーボンについているデュラのパーツを使って組むというのが当初の目的なのだけど、74デュラっていうのはちょっと特殊なパーツで、STIが他で流用できない・・というモノだった気がする。

そもそも7400系のデュラエースって1989年に発売されたモデルで、当時は「ニューデュラ」って呼ばれていました。
自分がロードレースを始めたのが1990年頃(=自転車屋でバイトしていた頃)なので、当時のトップモデルです。ちなみに、後継の77系が発売されたのが1996年。自分はもう自転車をやめていた頃なので、自分にとってはデュラエース=7400系と言う事になります。

自分が最初に手に入れたのはWレバーSISの8速。これがカーボンアンタレスについているレバーです。型番としてはSL-7402。色がグレーのモデル。

その後、1991年にSTIが発売されました。これは画期的で、かなり驚いた記憶があります。比較的初期に手に入れることができて、レースでも使っていました。なので自分としては74系デュラというとWレバーよりもSTIが思い浮かびます。
今回はこのSTIで組みたいのですが、手元にあるのはWレバー。

とりあえずいつものように先輩に連絡します。



ありました。

ちょっと傷が多いですが、完動品だそうです。とりあえず確保。

同時進行でヤフオクもチェック。



落としました。

最初のSTIに比べると傷は少なく、見た目も許せる範囲。
こいつを使って、先輩から買ったものはスペアとして保管しておくことに。

と、ヤフオクをさらに見ていたら・・


おお・・・程度がいい。しかし36800円とは!たかい!
しかしこの程度の良さはもう見つからないだろうなぁ。
クラシックパーツは時の運なので、見つけたら即買いしたいところ・・・・。



落としました。

程度がとても良いのです。
しかしもったいなくて使えない。
やっぱりこいつは保管しておくことにします。

このSTIレバー、当時は専用工具を使って分解清掃ができたようなのですが、その工具を手に入れることもできなくなっていて、壊れたらそこで終了です。どきどき。

都合3セット手に入れたので大事にします。

BSクロモリロードフレーム

大学時代の先輩のお店にはいろいろ不思議な、魅力的な物がある。

ウチにあるアンタレスのカーボンロード(ジオメトリ的に乗れない💦)に組んである7400系デュラエースをバラして、別のロードを組みたいのだけど・・と相談したらこんなものが出てきた。

見るからにブリヂストン!のロードフレーム。
新品らしいけど、いったい何のフレームなのか分からない。
見た感じグランヴェロかな?と思うけど、GV-***ってラベルもないし。シートポストのサイズが26.8なのでパイプはイシワタ022あたりだろうか?重さもそれなりにある。

けど、今はみなくなったロードエンドだし、傷ひとつないし、なによりこのカラーリングが魅力。


リペイントされたフレームかな?と思ったけど、フォークのエンドをみると一度もホイールが入っていない感じ。

まずはフレームの状態でできること・・としてヘッドパーツを変えたい。今ついているのは当時のタンゲの安物っぽいので、これをデュラのヘッドに交換します。
と、言う事でヘッドパーツを入手。

が、ここでミス。
このフレーム、イタリアンサイズでした。

実はヘッドパーツの交換作業を地元の「サイクルベースあさひ」にお願いしたのですが、作業途中で連絡がありました。
雰囲気からしてJISかと思ったんですけどBSのロードフレームはITAが多いようです。
で、仕方なくITAの新品DURAを探して購入。ヘッドパーツは意外と手に入るもんですね。

余談ですが、「サイクルベースあさひ」での作業が丁寧なので驚きました。

フレームに傷がつな無いように細心の注意をもって作業してくれています。しかも数回やり直してもらう結果になったのに嫌な顔もせず・・。感謝。



と、いうことでまずはヘッドパーツがDURAになりました。