ヘッドパーツの規格について(メモ)

自分が自転車屋でバイトしていた30年前・・は自転車のヘッドパーツと言えば今で言うスレッド(ノーマル)がほとんどで、一部のMTBにアヘッドが出始めたくらいのタイミングでした。

なので、自分はアヘッドに関する知識が全くないのですが、今年買ったGUSTOはもちろん、最近手に入れたパナモリもスレッドではありません・・。
少し前に手に入れたレーシングカラーのBSクロモリやネオコットはスレッドなのですが。

そこでちょっと調べてみました。この記事は自分の備忘録。

まずスレッド(ノーマル)のヘッドは基本的にはJISとITAの2種類。これは知ってる。

スレッドのJISサイズはヘッドチューブ内径が30.0mm。クラウンレース外径が27.0mm。フロントフォークは1インチ(コラム径25.4mm)。
スレッドのITAサイズはヘッドチューブ内径が30.2mm。クラウンレース外径が26.4mm。フロントフォークは1インチ(コラム径25.4mm)

次にスレッドレスステム(=アヘッド)。
これにもいくつかサイズがあって

ノーマルサイズ(JIS)はヘッドチューブ内径が30.0mm。クラウンレース外径が27.0mm。フロントフォークは1インチ(コラム径25.4mm)。つまりスレッドのJIS規格と全く同じ。

なのでJISのフレーム(クロモリ)にはアヘッドJISサイズのヘッドパーツを使う事ができる。(ただし、フォークコラムがネジキリ(スレッド)だとアヘッドのステムが使えない。)この場合フォークのコラムが25.4㎜なので最近主流であるオーバーサイズ(1-1/8インチ(=28.6mm))のステムを使う場合にはシムが必要。

こんなの↓


現状、パナモリにはヘッドパーツが付いてるけど、交換する場合は
アヘッドのJIS規格の物が必要ということになる。
で、調べてみたらけどアヘッドのJIS規格のヘッドパーツってほとんどないらしい。

まぁ、パーツの進化の過渡期だったので仕方ないか。

見つかったのはタンゲのテクノグライドから数種類。
一番軽そうなのはRDC-82らしいのだけど、コレはネットで検索しても見つからなかった。
https://tangeseiki.jp/standard-head-swt/

ところで最近きになっているのが「カーボンフォーク」
サンエスから良さそうな1インチのが出ている。

で、これを眺めていたらサイズは1″ITAとのこと。
手持ちのパナモリはJISなので、そのままじゃ付かない。
これを付けようとするとフレーム側はJIS規格のヘッドパーツ、フォーク側はITA規格が必要になってしまう。

TNIなど一部のヘッドパーツでは、どちらにでも対応できるものもあるみたいだけど、タンゲがそうできるかは分からない。難しいのかも。

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