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デダ(DEDA)のフルオープンクイルステム MUREX SIL POLISH の重さをはかる

そんな訳でネットを漁っていると、「クイル」「オープン」の条件を満たすステムは意外と少なく新品で簡単に手に入るものはDEDA MUREXくらい。他にも日東のUI2は中古で比較的手に入りやすそうですが、デザインがITMに似ているタイプなのでパス。あとは3tttから何種類か出ていたようですが、手に入りにくそう。

ってな訳でAmazonで買える デダ(DEDA) MUREX SIL  を買ってみました。

手に持った時に、ズシっと重い・・。
Amazonの商品サイトには310g(100㎜)と書いてあるのだけど

測ってみたら350g!なんと40gも重い・・。
(この40gに対する感覚って、自転車趣味の人とそうじゃない人できっと大きく違うんだろうなぁ。ちなみにクロワッサン1個が40g。ミスドのフレンチクルーラーも40gだそうです)

ちなみに同じ100㎜のクリスタルフェローは285g。

せっかくなのでクリスタルフェローと各パーツの重さ比較を。

まず、すべてのボルト類を外した本体のみの重量比較。

クリスタルフェロー 206.8g
DEDA MUREX 242.9g
この時点で36.1gの差がありました。

引き上げのシャフト。
こちらは
クリスタルフェロー 52.6g
DEDA MUREX 48.5g
これは意外や、クリスタルフェローの方が4.1g重い。

ハンドル固定部分のボルト。
これはフルオープンにするためにDEDAは2本あるから仕方ないけど
クリスタルフェロー 10.7g
DEDA MUREX 19.0g
単体だとDEDAの方が少しだけ軽い。

最後に斜ウス。ここは明確に差があって、そもそも材質が違う。
クリスタルフェローはアルミ、DEDAは鉄のようで
クリスタルフェロー 14.3g
DEDA MUREX 37.1g
とかなりの差(22.8g)

と、なるとできるのはDEDAにクリスタルフェローの斜ウスを使うこと(w
これで350gのステムが327gくらいに軽量化された。
ちなみに単三電池1本分くらいの軽量化です(w

ステムの話

ロードバイクのステムと言えば、昔は今で言う「クイルステム(スレッドステム)」が普通でした。ハンドルを咥える部分とフォークに入る部分が一体になっているヤツです。

けど、自分が自転車から離れている間にクイルステムは一般的ではなくなってました。当時はアヘッドが出回り始めたころで、それがこんなに普及しているとは。

で、問題はクイルステムの選択肢がどんどん減っている事。昔のクロモリフレームで組む時は当然昔の規格であるクイルステムが必要なんだけど、手に入る物が少なくなっているのです。
もちろん、あるにはあるのですが昔愛用していた日東パールとか、クリスタルフェローとか、新品ではもう手に入りません。
以前BSクロモリフレームで組んだ時は気に入ったステムが見つけられず、ステムアダプターを介して、アヘッドのステムを使いました。
けど、やっぱりクロモリの細身のフレームには不似合いな気がします。

アヘッドのステムのメリットはハンドルを固定する部分が完全にオープンになること。
これによってハンドルについているブレーキレバーなどを取り外さずにステムだけ交換ができるわけです。
ロードバイクで重要なポジションを決める時にステムの長さはいろいろ試したいもの。クイルステムだと毎回ずべてのパーツを外さないといけないのです。

今回のBSネオコットは受け取った段階でイタルマヌブリのステムがついていました。長さ120㎜。明らかに自分にはサイズが長すぎるのと、デザインが好みではないのです。

で、実は先輩から懐かしい日東クリスタルフェローを譲ってもらってきたのですが、ちょっと傷が目立ちます。

このステムについてはまた別途書くとして、できる事ならクイルでフルオープンになるもの、長さ100㎜のステムを探したい。
と言う事でBSネオコット用のステムを探すことにしました。

BS-NEOCOT

とりあえず、現状を記録。

コンポは8S時代(1996年頃)のカンパニョーロ コーラス。

8sエルゴパワー

サドルは  SAN MARCO ERA
シートポストは日東65 27.2

ステムはイタルマヌブリ 120mmがついてます(長すぎる)

もともとはコーラスでしたが、クラックのためレコードに交換。

8sのスプロケはLo23tと漢前すぎる。
25か27が欲しい。

クランクも8s時代のコーラス。170㎜。

BSのヘッドマークは別パーツのバッチ。

ハブもカンパ。

ネオコットのステッカーと製造番号のプレート。
硬さはM=ミドルらしい。

リアブレーキもコーラス。掃除しなきゃ。

アンカー時代のネオコットとは異なり、集合ステータイプ。

手の込んだつくり。

この辺も手が込んでる。

BSのプレート

ヘッドパーツはシマノ600。

ホイールはゾンダ16R。16本スポークのもの。
1996年のカンパのカタログに掲載有。