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6700アルテのブレーキパーツが見つからない

今日はアルテのお掃除をしました。
6700(10s)アルテのセット。先日広島のグランピーさんから通販で買ったのです。
前後メカ、ブレーキ、STI、クランク、スプロケのセット。
Rメカは6700Aと呼ばれる30T対応のもの。Fスプロケは50-34のコンパクトクランクでスプロケのLOは30T(12-30)なので1.13の乙女ギア仕様。これなら峠でもどこでも行けるのでは?と思っています。

で、結構汚れているのでこれをキレイにします。
前後メカを洗って、STIをチェックして・・
前後のブレーキをバラして・・・

でバラした時にスプリングについているプラスチックパーツが壊れているのを発見しました。


古くて劣化していたのでしょう。触る前から割れてつぶれた感じになっていました。
古いパーツの宿命。こればっかりは仕方ないのでとりあえずそのまま洗って組み立て。

ちなみに、このブレーキ、イモネジがあって一部のボルトは固定されています。特に後ろから止まっている(下の図の)①のボルトは隠れている②のボルトが押さえているので、いきなり回そうとしても回りません。まず②を外してから。それと③はトルクスで固定されているので今回は触らず。①の前から固定しているボルトと⑩のボルトはネジロックが付いてました。

ちなみにパーツリストはこちら
https://si.shimano.com/ja/pdfs/ev/BR-6700-2921/EV-BR-6700-2921C.pdf
マニュアルはこちら。
https://si.shimano.com/ja/pdfs/si/8G60A/SI-8G60A-003-JPN.pdf

で、問題の壊れてたプラスチックパーツですが、パーツリストの⑨です。番号はY8G613000。パーツ名はSpring Bush。
パーツ名で検索すると、いくつかサイトがヒットしますが・・

取扱終了ですね。どこにもありません。
検索して似た感じのパーツを見つけましたが・・
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E-SHIMANO-%E3%83%90%E3%83%8D%E5%8F%97%E3%81%91-Y8DD06000/dp/B00DOTEAK0

こちらも在庫切れ。
最近のキャリパー用ならあるのでは?と思って調べましたが最近のキキャリパーにはこの手のパーツが使われていない様子。
(↓R8100のキャリパー)

やっと見つけたのはBR-R451という廉価版用のパーツ。

形が違いますが役割は同じ・・だと思う。
コレがAmazonで在庫アリになっていたので購入してみました。

購入後にサイトを見たら

在庫切れになってる。
注文した分が最後の在庫で、それで在庫切れならいいのですが、出品者がマケプレだったので、おそらく在庫無いのに出品しっぱなしになっていて、注文入って慌てて確認して在庫切れにしたんじゃないかと・・。つまり届かないだろうな。

で、同じパーツが楽天にも売っていたので、こっちも注文してみた。
注文確認メールも来たけど、こちらもサイトを確認してみたらAmazonと同じ状態になっている。ので、来ないんだろうな。
https://item.rakuten.co.jp/pocchi-shop/m-4524667215677/?scid=me_ich_conf_order_03&_mpt=101&_mpe=368560-20241116-0077704073

さて、どうしたものか。
そもそもこのパーツ無くても一応は使えるので最悪そのままにするかもしれないな。

【追記】改めて見てみたら・・
Amazonの出品者が

で、楽天が

会社名は違うけど、住所は同じ。つまり同じところに注文してました(笑)
Amazonの方の会社説明の文章に

「ミーニャはデータ分析を武器に社内システムから物流システムまで社内開発を行うこと(中略)膨大なデータを適切に処理し、スムーズにお客様の手元にお届けする流れを構築しております。」

と書いてあるから期待してもいいんですかね?

【追記2】
予想通りの展開になりました。続きはこちら

395mmのアンカー

先日、コレを買いました。ビチアモーレの広島店から、通販で。
サイズ395mmの極小アンカーです。モデル名は書いてなかったんだけど、おそらくRL6Wかな?
サイズは
・トップチューブ:約480mm(C-C実測値)
・シートチューブ:約395mm(C-T実測値)
・ヘッドチューブ:約100mm(実測値)
だそうです。
11月のセオフェスに会社の女子が参加する事になったのでそこで使います。

手持ちの6700アルテグラ(10速)を掃除して組んでいきます。

いわゆる6700Aと呼ばれる30T対応のアルテグラ。

Fメカもアルテ。クランクは105です。

ブレーキは前後とも105。

今回は初心者女子が乗るのでドロップではなくフラットバーにしました。ZOOMのバーをY’sロードで購入。安かった。

フラットバーの10sなのでシフターはティアグラ。

サドルも女子向け。

今回は極力低コストで組むために、ハンドルバー以外は手持ちパーツの流用で組んだのであっという間に組みあがってしまいました。

ネオコット+ゾンダC15その後

前回、どうにも8sのスプロケットが使えなかったのですが、ふと「今、古いホイールについている8sのスプロケをC15のホイールに付けたらどうなんだろう?」とめちゃくちゃ基本的な事を思い出しやってみました。



なんとあっさり装着できました。
ガタも無く。

ただし、ロックリングだけは8Sスプロケについていた物が長さが足りずに使えず、9Sスプロケについてきたものを使いました。

これで変速も問題ないし、普通に使えました。

最初から、「まずやってみる」事をすればよかった。

情報収集がしやすくなったが故に、頭でっかちになってました。

9sスプロケを8sに使うためのスペーサーキット、の存在は謎なのですが、この辺りはいずれ改めて検証しようと思います。

そんなわけで、無事にC15カンパ・ゾンダが装着できたネオコット号はこちら。

タイヤは定番のコンチネンタル・GP5000の25cを装着。

テストで地元荒サイをちょっと走ってきました。

岩淵水門の古い方、先端部分が小さな公園みたいになっているのは知っていたのですが、行ったことありませんでした。
川の上なので風が通り、日陰にいると涼しい!
これは良い所を発見。こんな風景が似合うのはクロモリならでは?と思ったり。

その後、キッチンとれたてでソフトを食べて・・

さらに1110CAFEにてランチ。

約50㎞走ってみましたが、乗った感じはシャープさがあって、よく進む感じ。好きな乗り味です。

が、なぜかネオコット号に乗ると5月に痛めた左足の膝裏の痛みが復活します。前回も感じたんですけど・・。
GUSTOの時はここまでいたくないので、ポジションの差のせいかもしれません。

今度、きっちりサイズ合わせをしてみようと思います。

デダ(DEDA)のフルオープンクイルステム MUREX SIL POLISH の重さをはかる

そんな訳でネットを漁っていると、「クイル」「オープン」の条件を満たすステムは意外と少なく新品で簡単に手に入るものはDEDA MUREXくらい。他にも日東のUI2は中古で比較的手に入りやすそうですが、デザインがITMに似ているタイプなのでパス。あとは3tttから何種類か出ていたようですが、手に入りにくそう。

ってな訳でAmazonで買える デダ(DEDA) MUREX SIL  を買ってみました。

手に持った時に、ズシっと重い・・。
Amazonの商品サイトには310g(100㎜)と書いてあるのだけど

測ってみたら350g!なんと40gも重い・・。
(この40gに対する感覚って、自転車趣味の人とそうじゃない人できっと大きく違うんだろうなぁ。ちなみにクロワッサン1個が40g。ミスドのフレンチクルーラーも40gだそうです)

ちなみに同じ100㎜のクリスタルフェローは285g。

せっかくなのでクリスタルフェローと各パーツの重さ比較を。

まず、すべてのボルト類を外した本体のみの重量比較。

クリスタルフェロー 206.8g
DEDA MUREX 242.9g
この時点で36.1gの差がありました。

引き上げのシャフト。
こちらは
クリスタルフェロー 52.6g
DEDA MUREX 48.5g
これは意外や、クリスタルフェローの方が4.1g重い。

ハンドル固定部分のボルト。
これはフルオープンにするためにDEDAは2本あるから仕方ないけど
クリスタルフェロー 10.7g
DEDA MUREX 19.0g
単体だとDEDAの方が少しだけ軽い。

最後に斜ウス。ここは明確に差があって、そもそも材質が違う。
クリスタルフェローはアルミ、DEDAは鉄のようで
クリスタルフェロー 14.3g
DEDA MUREX 37.1g
とかなりの差(22.8g)

と、なるとできるのはDEDAにクリスタルフェローの斜ウスを使うこと(w
これで350gのステムが327gくらいに軽量化された。
ちなみに単三電池1本分くらいの軽量化です(w

ステムの話

ロードバイクのステムと言えば、昔は今で言う「クイルステム(スレッドステム)」が普通でした。ハンドルを咥える部分とフォークに入る部分が一体になっているヤツです。

けど、自分が自転車から離れている間にクイルステムは一般的ではなくなってました。当時はアヘッドが出回り始めたころで、それがこんなに普及しているとは。

で、問題はクイルステムの選択肢がどんどん減っている事。昔のクロモリフレームで組む時は当然昔の規格であるクイルステムが必要なんだけど、手に入る物が少なくなっているのです。
もちろん、あるにはあるのですが昔愛用していた日東パールとか、クリスタルフェローとか、新品ではもう手に入りません。
以前BSクロモリフレームで組んだ時は気に入ったステムが見つけられず、ステムアダプターを介して、アヘッドのステムを使いました。
けど、やっぱりクロモリの細身のフレームには不似合いな気がします。

アヘッドのステムのメリットはハンドルを固定する部分が完全にオープンになること。
これによってハンドルについているブレーキレバーなどを取り外さずにステムだけ交換ができるわけです。
ロードバイクで重要なポジションを決める時にステムの長さはいろいろ試したいもの。クイルステムだと毎回ずべてのパーツを外さないといけないのです。

今回のBSネオコットは受け取った段階でイタルマヌブリのステムがついていました。長さ120㎜。明らかに自分にはサイズが長すぎるのと、デザインが好みではないのです。

で、実は先輩から懐かしい日東クリスタルフェローを譲ってもらってきたのですが、ちょっと傷が目立ちます。

このステムについてはまた別途書くとして、できる事ならクイルでフルオープンになるもの、長さ100㎜のステムを探したい。
と言う事でBSネオコット用のステムを探すことにしました。

キャンピング車のレストア③

一緒にお風呂に入って綺麗になったフレーム。

今回はヘッドパーツは外さず。

デカールは若干の痛みが。

シートピンもカンパのMTB用が付いていました。ちょっとバラしてみます。

ふむふむ・・。けどランドナーっぽくないので、今回は使いません。シートピンを探さないと。

Wレバーはカンパのアルミ。腐食してます。

リアメカを取り外し。ほとんど走っていないのでプーリーは無事ですが、ワイヤー固定のボルトなどは錆び錆です。

全体的にほこり汚れ。

バラして掃除します。

あ!!!!

なんと、回り止めのピン部分が劣化してクラック・・触ったら折れてしまいました。なんてこったい。

なんとか復旧させようと思って、まずはメタルロックで接着・・・したもののスプリングのテンションに耐えられるはずもなく。
バイク屋にもちこんで溶接してみてもらいましたがダメでした。(´;ω;`)ウゥゥ

キャンピング車のレストア②

まずはバラしていきます。
とは言え楽しすぎて写真を撮るのを忘れているのでサクサクと進めます。

ブレーキ本体、腐食気味ですが、外したフレーム側はうっすらグリスが残ってます。

なにげに7速もあるなぁ。

スクエアタイプのBB、懐かしい。

バラしていて思い出した。ハブもカンパ。ホイール、自分で組んだんだった。

はい。ばらせました。リアの泥除けを固定しているボルトが錆びて固着していました。ここは無理せず放置。

一緒にお風呂に入って洗います。

キャンピング車のレストア①

うちには30年間ぶら下がったままになっているキャンピング車があります。ちょっと写真の解像度が低いけど、コレ。


購入したのは1986年くらい・・かな。高校時代だったと思います。
高校~大学時代はコレで信州、北海道、東北、四国、南紀・・・など、あっちこっちを走ったものです。

1989年・長野
1989年北海道

当時はキャンピングらしくフロントにサイドバッグを2個。サドルの後ろにサポートを付けて荷物満載でした。テント、シュラフ、キャンプ道具に米などの食料など全部積んで、一日80㎞~100㎞くらいは走ってました。元気だったなぁ。

大学4年の頃(1992年かな)、ボロボロだったフレームを元の色に全塗装しなおして、新品パーツで組みなおして、実家の倉庫にぶら下げて・・・それ以降32年間触ることもなくずっとぶら下がってました。

昨年、自転車を再開した時から、いつかコレをもう一度走れるようにしたいなぁと、思っておいて、今回ついに手を付けることにしました。

まずは現状を確認。

32年ぶりに降ろされた車体。屋内だったのでひどい錆は少ないけど、全体にほこりがすごいです。

もともとはシマノ・デオーレ(鹿のマーク)で組まれていて、Wレバーは600EXだったと思うけど、組みなおした時になぜかカンパで組んであります。

これは・・当時出始めたばかりのカンパのMTB用パーツでした。グレードはもう忘れました。

フレームの大きな錆はこの部分くらい。
ブレーキは当時のシマノデオーレのカンチです。
泥除けはホンジョの亀甲というド定番。これは車体購入時からそのままです。

クランクはスギノPX。このクランク大好きで何本か使いました。長く使っているとネジレちゃうんですけどね。ギヤ板はPXと互換性のあるTA。中途半端にイタパーツと仏パーツが混在してます。
ペダルは三ヶ島のシルバンツーリング。これも定番。

サドルはブルックス・プロフェッショナル。いわゆるブルプロ。これも購入時のママ。

ステムはパール80㎜。当時はランドナーにはパール。ロードにはクリスタルってのがお気に入りでした。
ハンドルは日東のランドナーバーB135。これも当時モノだったかな。

これをレストアしていきます。

BSクロモリ号を組んでいく

だいぶパーツもそろってきました。
チェーンリングはアウターに黒いギヤ板を使いたくてTIOGAの50Tを。インナーはアルテの39Tのアルマイトグレーの物を買ってみました。そのほか、ギヤ板を止めるナットなども購入。

これを

組みました。おお。かっこいい。
なによりクランクがピカピカなのがかっこいいじゃないですか!自己満足。BBもヤフオクで中古を落札しておきました。

ホイールはバイチャリに行って買ってきました。シマノのWH-500かな?2000円くらいでした。安いっ!
ただ安いホイールを付けただけでは面白くないので、ブリヂストンのロゴを湾曲させたステッカーを作って貼っておきました。

タイヤはお買い得なコンチネンタル ウルトラスポーツ 25c
チューブもコンチです。

スプロケットは当時のデュラを探しましたが見つからず。8速自体は現在もラインナップがあるので、とりあえずコレを買っておきました。SORAですけど、まぁ使えるんじゃないかと。

その他サドルはメルカリ。ボトルケージなどの小物はAmazonで購入。パーツがそろったので組んでいきます。

このグリス、30年前の使い残しです・・・。

7400系デュラエースのクランクをポリッシュ

BSクロモリは74デュラで組むつもりなんだけど、実は使う予定のパーツが付いているアンタレスカーボンロードで唯一デュラじゃないのがクランク。

チェーンリングはデュラですけど、クランクは当時のアルテグラですね。
当初はこのままアルテクランクで組むつもりだったのですが、フレームを見ていたらできればデュラで組みたくなってきた。
そういえば先日先輩のところでクランク見せてもらったっけな・・・
と言う事でメッセージ・・。

ってことでクランクを譲ってもらいました。

それがこちら。
ペダリング時の擦り傷や小さな傷はあるものの、ネジレなどは無いようです。
で、これをプロに頼んでポリッシュしてもらいました。


完全に擦り傷が取れたわけではないですが充分ぴかぴか。
当時のデュラは刻印でロゴが入っているので磨いても消えません。
軽く墨を入れておきました。